会計を英語で学んで世界で働いてみよう!

経理・財務女子

以前の記事で(経理と英語のすごーく重要な関係)というのをアップしたのですが、IFRSとか米国会計基準とかいわゆる会計基準の話も多くて英語に特化できなかったので、今回はもう少し英語に触れて解説していこうかなーと思います。ちなみに以前の記事もぜひチェックしてね(^。^)

 

もくじ

 

 

会計で英語を使うとき

そもそも経理と会計の用語の使い分けがややこしいので整理すると、経理=記帳+会計+税務、って理解するとわかりやすいかもしれません。経理の未経験者に向けた経理プロのススメ、という記事でも触れたのですが、経理の業務って、①記帳、②決算(会計)、③税務申告(税務)、から成り立っているので、会計は経理の中の1業務なんだなー、って覚えてもらうと整理しやすいかもしれません。英語だと、記帳がBookkeepingで、会計がAccountingですね。

そして、会計で英語を使う業務ってどんなのがあるんだろうと考えていると、主に以下の通りかなーと(主に日本に本社があって海外に子会社がある会社をイメージ)

 

 ・連結財務諸表を作るにあたって、事前に子会社と提出する子会社決算書のフォーマットとか会計処理のルールを合わせておく
 ・実際に来た決算書で、処理が想定と違ったりする場合に適宜コミュニケーション
 ・現地で会計基準とか法律とか変更があって、連結決算に影響与えそうな時(この場合は現地の会計士の相談とかもあります)

いや、これさらっと言いましたけど、英語で会話せい!って言われたらレベル高くないですか?そうなんです、、予想通りめっちゃ難しいコミュニケーション求められます。しかも会計の専門性求められます。

 

会計を仕事で使うときに求められる英語のレベル

もうすでに不安を煽ってしまいましたが(笑)、はい、高いレベルが要求されます。。って言われてもわかりづらいので、イメージで行きますと、、

 

 ・メールでのコミュニケーションはスムーズ(書いてる会計関連の単語は正しい)
 ・必要に応じて電話会議して問題が解決できる
 ・現地の会計基準とかを必要に応じて英語で読んで理解する

 

ってなレベルかなと思います。うーん、ハイレベルですね。あくまでも責任者として仕事をうまく回すために求められるレベルなので、スタッフの人はまた違いますが、それにしても大変ですね(°▽°)  ただ一つ言えるのは、ネイティブレベルの英語が求められているわけではないので、相手が書いているもしくは言っていることを正しく理解して、正しく答えを返せるスキルがあれば良いのです。なので文法が若干違うとか、表現が自然じゃないとか、発音が違う、とかはあんまり問題になりません(まあ、これは経理だけじゃなくて、ビジネス全般に言えますが・・・)

 

どうやって会計の英語勉強するの?

これはコツコツ努力しかないです。。仕事でも使いながら、プライベートでも勉強する、に尽きます。だからこそ、英語と会計の両方が使えると、相当希少性が高いのですねー。通常のビジネス英語だけじゃなくて会計の専門用語も覚えていく必要があるわけですが、これは国際会計検定(BATIC)とか米国公認会計士(USCPA)あたりが教科書がまとまっているので、良い勉強ツールになると思いますよ。ただし、英語がネイティブじゃない人は、まず日本の簿記からスタートした方が英語版の理解も圧倒的に早いので、簿記スタートをオススメします!

 

まとめ

いや〜、会計と英語の組み合わせめっちゃ大変じゃないですが、、っていうことを言っただけのような気もするのですが、だからこそ経理のキャリアとしては良いんじゃないかな〜と思います。特に英語に興味ある人、ぜひこの組み合わせはオススメなので、トライしてみてくださいね(^。^)

 

 

 

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