(2021年版)経理プロのキャリアプラン | ポイントを徹底解説

経理・財務女子

 

今日は経理のためのキャリアプラン、というテーマで書いていきますねー。初心者の方も経理プロになる上で参考になると思いますので、ぜひ最後まで読んでくださいねー(*^▽^*)  では早速スタートしていきましょう!

 

もくじ

 

経理キャリアプランって何がある?

そもそも経理職になるとどういったキャリアプランがあるんでしょうかね?まあ、全パターンを網羅的に書くのは難しいですし、経理以外のフィールドで活躍する方もいらっしゃるので、今回はあくまで経理に関連したキャリアとしてどのようなことが考えられるか、ということに絞って説明をしていきたいと思うのですよね(*^▽^*)

経理に関連するお仕事といえば、下記にようなものが挙げられますかね。。

 

 ・経理職としてそのままマネジメント職にいく(経理部長とか)

 ・経営企画系の仕事

 ・財務系の仕事

 ・内部監査系の仕事

 ・ベンチャーCFOになる

 

さて、それぞれ解説していきましょうか。

 

経理キャリアプラン | マネジメント職

これは一番わかりやすいですね!経理の仕事を極めて、そのまま経理部長職に行くパターンです。経理も企業の規模が大きくなればなるほど奥が深くなりますが、例えば会計だと連結決算や減損みたいに処理の難易度が上がったり、税務も海外が絡んだりすると一気に難易度が高くなります。

なので、キャリアの一つとして会計と税務を極めてマネジメント職になるというのはありますね。経理部長から上のCFOになれるかどうかは、その会社のCFOがどういう役割を持っているかにもよるので、絶対なルートがあるわけではないのですが、会社によっては経理職からCFOにいくルートもあるかと思います。。

 

経理キャリアプラン | 経営企画系

経営企画は、予算作成や実績管理、分析して経営者のサポートをする仕事ですね。これ以外にも投資案件の管理を行ったり、M&Aのサポートを行ったりと、いわゆるスポット的に発生する難易度の高い仕事を行ったりします。

経営企画もその先にCFOのルートがある会社があります。経理職からだと、数字を扱いかつ実績を管理するという点では素養があるので、他の職種に比べると入りやすいかなーと思います。しかし、経理はどちらかというと過去の取引をどう処理するか、という視点で仕事しているのに対して、経営企画は今後どう成長していくか、という将来視点で仕事をしているので、マインドチェンジは必要ですね。あと、M&Aになるとファイナンスとか法律の知識が要求されるので、経理職からだと一から勉強が必要になります。ただ会計と税務はそのまま活用できるので、やはり他の職種と比較すると、M&Aも取り組みやすいテーマたと思います。

 

経理キャリアプラン | 財務系

これは以前の記事でも解説しましたが、資金の調達とか資金繰りをするお仕事でしたね。金融機関と交渉したり、資金繰り表作成したりする時って、結局決算が基礎になったりするので、経理の知識が必要になるのですねー。特に銀行から借入をするときは決算書の説明が必要になったりするので、経理知識がないと説明が結構大変なんですよね(°▽°)

財務系についても経理や経営企画と同じでCFOの道があるパターンが存在します。

 

経理キャリアプラン | 内部監査

上場会社とか規模の大きい会社が中心になってきますが、内部監査という仕事が導入されていると思います。これは代表取締役の命を受けて、会社の業務がルールにしたがって正しくなされているか?不正会計ができないような仕組み・運用になっているか、を調査して報告する人たちなのですねー。J-SOXというのもここの1業務に入ります。

そして不正会計を防止する観点ということで、結構経理の知識って業務上使うことが多くて、経理職だと比較的入りやすい仕事かな、と思います。こちらは経理財務のプロというよりは、ガバナンス部門のプロとしてのキャリアになるので、若干経理系とは異なってくる印象です。

 

経理キャリアプラン | ベンチャーCFO

まだ未上場で、これから成長していく会社のCFOをイメージしております。このポジションは経理オンリーというよりは、バックオフィス全般を管轄するイメージなので、業務の幅でいくと圧倒的に広くなりますね!例えば、資金調達から株主対応、場合によっては人事とか総務まで管轄することになります。

会社によってどのようなCFOが欲しいかは異なるので、一概に経理職の方へのニーズがあるわけではないですが、上場が近くなってくると経理の重要性が高まってくるので、経理職経験豊富な方に対する経理部長でのポジションは、結構ニーズがある印象です(*^▽^*)

ただ、先ほども書いた通り、規模の大きい会社と比較した時に、

 

 ・基本的に前例がないので、一から調べて作業することが多い

 ・人が少ないので、業務の幅が広い

 ・聞ける人がいないので、自分で調べて動くことを求められる

 

という違いがあるので、そのへんのカルチャーに耐えられるかは、事前に徹底的に確認をした方が良いかもしれませんね。。

 

経理キャリアプラン | まとめ

ということで、合計5つの方向性について語ってまいりました。想像してた以上に幅がひろい印象じゃないですか??ちなみに本日ご紹介したのは、あくまで企業の中でのポジションでの幅なので、例えばプロフェッショナルファームに行ったり、経理系のシステム会社の営業や企画に行ったり、など職種自体を少し変えてみるという選択肢も十分にあり得ると思います。

おそらく、ご自身で思われているよりも圧倒的に幅はひろいかなーと思いますので、ぜひ色々と調べてみてくださいね(*^▽^*)

では、今日はここら辺で!

 

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